目・肩・腰の疲れや痛み。
これらの症状に効くビタミン医薬品は、いろいろあります。
今回は、シオノギが販売元である、ベリックスネオを調べてみました。
ベリックスネオの成分と効果
ビタミンB群の成分が4つ、ビタミンE、アミノ酸であるアスパラギン酸で、合計6つの成分が含まれています。
成分と効果を、チェックしていきます。
ジセチアミン(ビタミンB1誘導体)
エネルギーを産生する代謝などではたらき、疲労回復に効くと考えられます。
神経の機能にも役立ちます。
ジセチアミンはシオノギ研究所が開発したビタミンB1誘導体で、普通のビタミンB1より吸収されやすい性質です。
リボフラビン(ビタミンB2)
体の中の、さまざまな代謝で役立っています。
エネルギーを産生したり、成長するのに必要です。
皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
ピリドキシン(ビタミンB6)
ピリドキシンも、体のいろいろな代謝に関与します。
エネルギーを産生したり、皮膚や粘膜の機能維持で役立ちます。
シアノコバラミン(ビタミンB12)
末梢神経の組織がつくられるのを助け、神経の傷を修復します。
視神経にも効果があります。
そのため、筋肉や神経の痛み、目の疲れなどに効果があります。
コハク酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)
末梢の血液循環を改善するので、筋肉の疲れや痛みに効きます。
また、抗酸化作用があります。
アスパラギン酸
体内でエネルギー代謝などに関与します。
疲れに効くと言われることもある、アミノ酸です。
まとめるとベリックスネオは、ビタミンBを中心に補給します。
それによって、筋肉や神経の疲れを回復させよう、という医薬品です。
ベリックスネオの口コミ
次に、口コミを探ってみました。
ネットで口コミを探しましたが、少ないです。
ヤフーショッピングで、口コミが10件ありました。
5点満点で、平均点は4.4点。
個別の意見は、「効いた」というものが多めではありました。
「寝起きの首や腕の痛みが和らぎました。」
「アリナミン系よりも良いです。五十肩や腰椎には。疲れも取れます。」
「効き目が、悪い。」
といったコメントがありました。
ベリックスネオの副作用
どんな副作用があるのか、薬の添付文書から確認します。
皮膚の発疹・発赤、かゆみ。
消化器では、胃部不快感、吐き気・嘔吐。
これらの症状は、副作用の可能性があります。
そのほか、軟便、下痢、便秘があった場合は、薬の副作用が考えられますので、服用は止めてください。
また、1か月ほど服用しても効果がなければ、薬をのむのを止めます。
成分から考える副作用
では、薬の成分から見て、気をつけることはあるのか?
ビタミンB群が4種類ありますが、これらは水に溶けやすい性質です。
水溶性のビタミンは、基本的には過剰に摂取しても、尿から排泄されます。
ただし、大量に摂取すると、一時的に腹痛や下痢になる可能性はあります。
ビタミンEは水溶性ではありませんが、これも副作用はほとんどないと考えられています。
サプリメントなどで大量にとると、出血しやすくなる可能性はあります。
アスパラギン酸は、アミノ酸のひとつです。
アスパラギン酸は、体内でタンパク質をつくる材料になったり、さまざまな代謝で使われます。
そのため、過剰に摂取しても、副作用は考えにくいとされます。
まとめると、ベリックスネオの副作用は、とりすぎるとお腹の症状が出るかもしれません。
そのほか、薬のアレルギーとして、皮膚の発疹やかゆみの可能性もあります。
こういった場合は、服用を中止しましょう。
ベリックスネオの通販価格は?
アマゾンと楽天市場で、ベリックスネオの値段をチェックしました。
アマゾンの販売価格は
60錠 1178円 (1錠あたり 約20円)
140錠 2413円 (1錠あたり 約17円)
240錠 2880円 (1錠あたり 約12円)
(アマゾンの現在価格⇒ベリックスネオ)
楽天市場の最安値は
60錠 920円 (1錠あたり 約15円)
140錠 1950円 (1錠あたり 約14円)
240錠 2749円 (1錠あたり 約11円)
(楽天市場の現在価格⇒ベリックスネオ)
となっていました。
ベリックスネオは、症状に合わせて1日2~4錠を服用します。
それから考えますと、1日あたりの費用は、25~60円くらいになります。