年を取ると、関節の痛みに悩む人が増えます。加齢により、関節の軟骨部分がすり減るのが原因です。若くても、スポーツや仕事などで、ひざやひじを傷めることもあります。
関節が損傷すると、骨の変形にまで至ることがありますが、早めに自分でケアできることもあります。関節痛を和らげる効果があるのが、ノイビタコンドロ錠です。
ノイビタコンドロ錠の成分と効果
ノイビタコンドロ錠の成分は、5つです。ビタミンB群が3成分、ビタミンEが1成分、そして関節軟骨の構成成分となるコンドロイチン硫酸となっています。
ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体)
糖質の代謝に関与し、エネルギーをつくるのに役立ちます。神経組織や疲労した筋肉に、エネルギーが供給されやすくなり、それらの機能を助けます。
普通のビタミンB1は消化管から吸収されにくいですが、ベンフォチアミンは吸収されやすく、高い効果が期待できます。
ピリドキシン(ビタミンB6)
タンパク質やアミノ酸の代謝ではたらき、神経伝達など神経機能の維持に役立ちます。皮膚炎や貧血を予防する効果もあります。
シアノコバラミン(ビタミンB12)
傷ついた末梢神経の回復を早めます。そのため、手足のしびれや神経痛に効果をあらわします。神経機能の維持や、悪性貧血の予防で効果を発揮します。
コハク酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)
末梢の血液循環を良くして、老廃物を取り除き、筋肉や末梢神経に栄養や酸素を送りやすくします。そのため、関節の周囲で、痛みや炎症のある部位の回復に役立ちます。
また抗酸化作用があり、細胞の酸化や動脈硬化を防ぐ効果があります。天然型のd-α-トコフェロールは、dl-α-トコフェロールより効果が高いです。
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
関節の骨と骨の間にあるのが関節軟骨ですが、これが関節にかかる衝撃を吸収、分散するクッションとしてはたらきます。関節軟骨の主な成分が、プロテオグリカンです。
プロテオグリカンを構成しているのが、コンドロイチン硫酸です。さまざまな種類のコンドロイチン硫酸が長くつながって、プロテオグリカンをつくっています。
細長く連鎖した構造をとるコンドロイチン硫酸が、弾力性や保水性を生み出し、衝撃を吸収します。保水性は、皮膚が水分を保つためにも重要です。
ノイビタコンドロ錠の副作用は?
ビタミンB群、ビタミンE、コンドロイチン硫酸と、5つの成分の効果について確認しました。続いて副作用を見ます。
ビタミンB群は水に溶けやすいので、摂取しても尿から排泄されやすいです。体内に残留しないので、副作用はほとんど起こらない成分です。ビタミンEも重い副作用はほとんど起こらないので、続けて大量に摂取しない限りは、問題にならないでしょう。
コンドロイチン硫酸も、安全性は高いと考えられています。コンドロイチン硫酸の副作用には、腹痛や吐き気などがあります。
重大な副作用は考えにくい成分ばかりです。いちおう、ノイビタコンドロ錠の添付文書で、どんな副作用があるのかチェックします。
- 皮膚の症状で、発疹・発赤、かゆみ。
- 消化器の症状で、吐き気・嘔吐、口内炎、食欲不振。軟便、下痢。
副作用の症状としては、一般的なビタミン剤と特に変わりません。皮膚の発疹やかゆみ、消化器の症状があれば、副作用の可能性もあるので飲むのは止めましょう。
ノイビタコンドロ錠の口コミ
実際にノイビタコンドロ錠を服用している人は、どう感じているのか?ネットで口コミやレビューを探してみました。
しかし、なかなか見つかりません。
とりあえず、美容系口コミサイトのアットコスメを調べましたが、1件もありません。楽天みんなのレビューにも、まったく投稿がありません。
ヤフーショッピングにはレビューが2件ありましたが、肝心のコメントがないので、何もわかりません。5点満点で1件が4点、もう1件が3点という採点でしたが、ほとんど参考になりません。
このように、ノイビタコンドロ錠の口コミはほとんどありませんでした。口コミやレビューから効果を探るのは、現段階では難しいです。
ノイビタコンドロ錠の価格
ノイビタコンドロ錠の通販価格を確認してみます。関節痛を和らげる薬は、値段が高いものが多いです。いろいろな店を比べ、何とか安く買いたいものです。
アマゾンでの価格
108錠 2180円 (1日あたり 約121円)
210錠 4026円 (1日あたり 約115円)
(アマゾンの現在価格⇒ノイビタコンドロ錠)
楽天市場の最安値
108錠 2160円 (1日あたり 約120円)
210錠 3478円 (1日あたり 約99円)
(楽天市場での現在価格⇒ノイビタコンドロ錠)
となっていました。