ニキビや肌あれといった肌トラブルを防ぐには、毎日の小さな心掛けです。コツコツと小さなケアを重ねて、体の外側と内側から肌をきれいにしましょう。
今回は、肌を体内から改善するハイチオールBクリアを取り上げます。
2016年3月発売の新製品なので、基本情報からチェックします。残念ですが、口コミは見つかりませんでした。今の時点では、口コミやレビューはまだないようです。
ハイチオールBクリアの成分と効果
ハイチオールと言うと、美白効果のあるハイチオールCを思い出します。でも地味に、肌あれやニキビ、口内炎を予防するハイチオールBという薬もありました。
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肌や粘膜の健康には、さまざまな栄養素が関係しています。ですから、ビタミンBやビタミンC、アミノ酸などの栄養を、幅広く摂ることがとても大切です。
ハイチオールBクリアは、ビタミン類など多くの栄養素を配合しています。
8つの成分を配合
ハイチオールBクリアは、8つの成分が入っています。名前のようにビタミンB群をはじめ、栄養素がバランスよく含まれています。ひとつずつ、その効果を見てみましょう。
チアミン(ビタミンB1)
糖質からエネルギーをつくる代謝ではたらきます。疲れている筋肉組織などに、エネルギーが供給されやすくなります。また、肌細胞の新陳代謝を助けます。
リボフラビン(ビタミンB2)
脂質やタンパク質の代謝に関与しており、肌あれやニキビを緩和します。皮膚炎や口内炎、目の充血なども防ぐ効果があります。
ピリドキシン(ビタミンB6)
アミノ酸の代謝ではたらき、肌細胞の新陳代謝を促進して、皮膚炎や口内炎を予防します。また、神経伝達など神経機能の維持に役立ちます。
ニコチン酸アミド
糖質・脂質・タンパク質の代謝ではたらき、肌あれ・にきびを緩和します。ビタミンB群に分類されます。
ビオチン
ビタミンHとも呼ばれますが、ビタミンB群の仲間です。脂質の代謝ではたらくので、肌あれやニキビを緩和します。
パントテン酸
これもビタミンB群に分類されます。糖質・脂質・タンパク質の代謝ではたらき、皮膚の健康維持に役立ちます。
L-システイン
肌細胞の新陳代謝を助けてターンオーバーを正常化し、肌あれやニキビを防ぎます。
ハイチオールBクリアでは効能に掲げていませんが、L-システインはメラニン色素の生成を抑制するので、シミを減らします。また抗酸化作用があり、できたシミの色を薄くします。
アスコルビン酸(ビタミンC)
抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぎます。ハイチオールBクリアの効能ではあげられていませんが、L-システインといっしょにはたらいて、シミを薄くします。
コラーゲンをつくるために必要な栄養素であり、肌と粘膜の健康維持に大切です。
このように、ビタミンB群とビタミンC、L-システインと、肌をきれいに保つ成分が多く集められています。体内の代謝を改善してくれるような成分です。
ハイチオールBクリアの副作用は?
成分と効果を見たので、副作用も確認しておきます。添付文書で、副作用の症状をチェックします。
気をつける症状は、皮膚の発疹と胃部不快感です。皮膚に発疹などの異常があった場合と、お腹の具合が悪くなった場合は服用を止めましょう。
副作用の可能性がある症状が2つだけで、注意としてスッキリしすぎな気もしますが。ただ成分がビタミンB群とビタミンC、L-システイン(アミノ酸のひとつ)なので、重い副作用は考えにくいです。
ビタミンBとCは水溶性なので、過剰摂取をしても尿から排泄されやすいです。アミノ酸も体内で利用されやすい成分です。8つも成分がありますが、あまり副作用の心配がない性質のものが配合されています。
1日1回のハイチオールBクリア、食前食後どちらでも
ハイチオールBクリアの長所のひとつは、用法が1日1回であることです。しかも、いつ飲んでも良いです。食前でも食後でもかまいません。これはかなり便利で、手軽に使えます。飲み忘れも減るでしょう。
薬の添付文書ではこんな感じ☟です。
なお、11歳から服用することも可能です。
ハイチオールBクリアの価格
ハイチオールBクリアの価格を、アマゾンと楽天市場で確認しました。
アマゾンの価格
30錠 550円 (1日あたり 約55円)
72錠 1020円 (1日あたり 約42円)
180錠 1980円 (1日あたり 約33円)
(アマゾンの現在価格⇒ハイチオールBクリア)
楽天市場の最安値
30錠 439円 (1日あたり 約44円)
72錠 817円 (1日あたり 約34円)
180錠 1826円 (1日あたり 約30円)
(楽天市場での現在価格⇒ハイチオールBクリア)
発売したばかりで、価格や評判が定まるのもこれからです。ビタミンBなどで肌あれ・ニキビ・口内炎を防止する薬では、選択肢のひとつになります。