シミ、そばかす対策の医薬品として定番なのが、ハイチオールCシリーズです。
黒いシミができるのを抑え、できたシミを無色化する作用がある、L-システイン。
そのL-システインが、市販薬では最大量の240ミリグラム入っています。
成分としてL-システインを多く含むことで、メラニン色素をしっかり予防していきます。
2006年に発売が開始された、ハイチオールCシリーズの基本製品がプルミエールです。
ハイチオールCプルミエールの3つの効果
ハイチオールCプルミエールでは3つの効果で、シミ・そばかすをできにくくし、薄くしていきます。
1、黒色メラニンの生成を抑制し、シミをつくらせない。
2、シミの原因となっている黒色メラニンを、シミにならない黄色メラニンに変える。
3、沈着している黒色メラニンを、肌細胞の新陳代謝によって排出する。
シミができる前、できたシミ、残っているシミ。
これらに、3段階の効果で対策します。
成分
ハイチオールCプルミエールに含まれる成分は、どういった作用があるのでしょうか?
ハイチオールCプルミエールには、3つの成分が入っています。
L-システイン
市販薬として許可されている、最大量240ミリグラムまで含まれています。
L-システインが黒色メラニンの生成を抑え、黒いシミができるのを防ぎます。
また、L-システインは抗酸化作用があり、抗酸化作用で黒色メラニンを黄色メラニンに変えていきます。
肌細胞の新陳代謝も促進するので、肌に沈着した黒色メラニンを体外に排出します。
アスコルビン酸(ビタミンC)
アスコルビン酸は、L-システインと協力して、黒色メラニンができるのを防ぎます。
アスコルビン酸にも抗酸化作用があり、黒色メラニンを黄色メラニンに変えていきます。
パントテン酸
パントテン酸は、肌細胞の新陳代謝を促進します。
約28日で再生する、肌細胞の新陳代謝(ターンオーバー)を、パントテン酸は助けます。
この新陳代謝で、肌表面の角質層にある細胞は、14日ほどで垢となり、皮膚からはがれていきます。
このとき、黒色メラニンも体外へ排出されます。
1か月ほどの試用がおすすめ
ハイチオールCプルミエールの効果は、肌細胞にある黒色メラニンへ作用して表れます。
肌細胞の再生するサイクルで、効いてきます。
そのため、1か月ほどで効き目が感じられ、3か月続けると効果的と考えられます。
ハイチオールCプルミエールの副作用
ハイチオールCプルミエールの副作用には、どんな症状があるのか?
薬の添付文書を見ながら確認していきます。
ハイチオールCプルミエールをのみ始めて、気をつける症状は次の通りです。
皮膚の発疹
吐き気や嘔吐、腹痛
このような症状が現れたら、副作用の可能性があるとのことです。
また、下痢になった場合も、ハイチオールCプルミエールの影響の可能性があります。
成分から副作用を考える
ハイチオールCプルミエールの3つの成分、
L-システイン
パントテン酸
アスコルビン酸(ビタミンC)
はすべて、水に溶けやすい性質です。
水に溶けやすい成分のため、過剰な量を摂取しても、尿に混じって排泄されます。
そのためハイチオールCプルミエールは、大量摂取での副作用は起こりにくい薬です。
ただし、薬の成分や添加物が、体質的にアレルギー反応を起こす可能性はあります。
そのときは、皮膚の発疹が出やすいです。
皮膚の発疹などの症状があれば、すぐに薬をのむのを止めましょう。
そして、皮膚の発疹やただれがひどいときは、医師の診察を受けましょう。
また副作用のおそれの低い成分ですが、大量の摂取により、お腹がゆるくなる場合があります。
注意されている症状に気をつけながら、服用しましょう。
じっくりと効くタイプの薬ですので、副作用がなければ、1か月ほど試してみると良いでしょう。
ハイチオールCプルミエールの値段は?
ハイチオールCプルミエールの値段を、アマゾンと楽天市場で調べてみました。
アマゾンの値段は、
60錠 1890円 (1日あたり約126円)
120錠 2299円 (1日あたり約77円)
(アマゾンでの現在価格⇒ハイチオールCプルミエール)
楽天市場の最安値は、
60錠 1558円 (1日あたり約104円)
120錠 1880円 (1日あたり約63円)
(楽天市場での現在価格⇒ハイチオールCプルミエール)
となっています。