ハイチオールCには3つの製品が
シミやそばかすに効く医薬品として人気の、ハイチオールCシリーズ。
2006年に発売されたのが、ハイチオールCプルミエール。
2010年、ハイチオールCプラスが発売。
2015年に発売開始のハイチオールCホワイティアが、最新の製品です。
すごく似てるが、どれを選べばいいのか‥‥
どれも、シミ・そばかすやニキビだけでなく、疲労や二日酔いにも効果があります。
3種類の成分が同じで、効能・効果も同じ。
「ハイチオールCホワイティアとプラスとプルミエール、何が違うの?」
「どれを選べば、いちばんいいんですか?」
という気持ちになります。
3つの製品を、すっきり整理してみました。
それぞれの詳細記事
ハイチオールCホワイティア
ハイチオールCホワイティアの成分と効果をチェック。二日酔い対策にも。
ハイチオールCホワイティアの効き目は、1カ月続けて試してみよう。
ハイチオールCプラス
ハイチオールCプラスの効果や値段を調査。ホワイティアとも比較。
ハイチオールCプルミエール
ハイチオールCプルミエールの成分と効果、副作用、値段をチェックします。
ハイチオールCの3製品を表にまとめる
表にまとめると、次のようになります。
(成分量は、1日の通常の量です。)
ホワイティア | プラス | プルミエール | |
L-システイン | 240mg | 240mg | 240mg |
ビタミンC | 500mg | 500mg | 300mg |
パントテン酸 | 30mg | 24mg | 24mg |
用法 | 1日2回 | 1日3回 | 1日2回 |
1日の費用(最安値) | 約72円 | 約60円 | 約63円 |
3つの製品の違いは
ビタミンCの量が、300ミリグラムか、500ミリグラムか。
パントテン酸の量が、24ミリグラムか、30ミリグラムか。
用法が、1日2回か、3回か。
だけです。
この成分量の差に、意味はあるのでしょうか?
成分量の差に意味はあるか?
これらの成分が、人間にはどのくらいの量が必要なのか?
という点で考えてみます。
国立健康・栄養研究所のサイトで、データを調べてきました。
L-システインには、はっきりとしたデータはありません。
(参考ページ⇒L-システイン)
ビタミンC(アスコルビン酸)は、成人の男女は1日100ミリグラムをとることが良いとされています。
すでに日本人は、通常の食品から男性で平均92ミリグラム、女性で平均96ミリグラム摂取しています。
(参考ページ⇒アスコルビン酸)
ということは、ホワイティアの500ミリグラムでも、プルミエールの300ミリグラムでも十分だ、と言えます。
パントテン酸は、成人の男女は1日4~5ミリグラムをとることが良いとされています。
すでに日本人は、通常の食品から男性で平均5.81ミリグラム、女性で平均5.05ミリグラム摂取しています。
(参考ページ⇒パントテン酸)
こちらも、ホワイティアの30ミリグラムでも、プルミエールの24ミリグラムでも、もうすでに十分な量があると言えます。
好きな製品を選んでください。私なら値段で選びます。
率直に言うと、いちばん安い製品でいいのでは?
とおもってしまいます。
用法が1日2回と3回なのも、ちょっと理解に苦しむ点です。
製品に差をつけるために、わざとプラスは3回にしているのでは、と勘繰ってしまうほどです。
すでに服用していて、効果があるならその製品を使えばいいと思いますが、
これからハイチオールCをためすなら、いちばん安い製品でいいかと考えます。