肌あれ、にきび、口内炎、口角炎、しっしん、かぶれ、皮膚炎など。
こういったお肌の症状を緩和し予防する、チョコラBBプラスとペアA錠。
成分や作用、値段などを比べました。
(それぞれの製品の詳しい記事はこちら☟)
(関連記事⇒お肌に効くチョコラBBプラス。その効果と通販価格をチェック。)
(関連記事⇒ニキビ、肌あれ対策のペアA錠。成分とデトックスの効果、値段を分析します。)
チョコラBBプラスとペアA錠の成分
どちらも用法は、1回1錠、1日2回です。
含まれる成分は、どちらも5つ。
共通成分は、ビタミンB2とB6です。
ビタミンB2は共通
リボフラビン(ビタミンB2)は、皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
チョコラBBプラスは、38ミリグラム。
ペアA錠は、30ミリグラムです。
ビタミンB6も共通
ピリドキシン(ビタミンB6)は、皮膚炎や口内炎を予防します。
チョコラBBプラスは、50ミリグラム。
ペアA錠は、100ミリグラムです。
ここまでは、大きな差はありません。
チョコラBBプラスの成分
残りの3成分ですが、チョコラBBプラスは、ビタミン類です。
パントテン酸カルシウム
ニコチン酸アミド
これらもビタミンBの仲間で、皮膚や粘膜の新陳代謝を助けます。
チアミン(ビタミンB1)
皮膚や粘膜の健康を維持するほか、神経の機能にも役立ちます。
エネルギーをつくる代謝ではたらくので、疲労の回復に効きます。
ペアA錠の成分
一方、ペアA錠の残りの3つは、アミノ酸と生薬成分、肝臓を助ける成分です。
L-システイン
肌の新陳代謝をうながすとともに、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすをできにくくするアミノ酸です。
ヨクイニンエキス
イボを治りやすくし、肌あれを改善するとされている、伝統的な生薬です。
グルクロノラクトン
グルクロノラクトンは、体内の老廃物や毒物と結合し、排出します。
何となくペアA錠の方が、バリエーションに富んでいる感じはします。
チョコラBBプラスとペアA錠の値段を比べると?
それぞれの製品の値段を比べてみます。
チョコラBBプラスの価格
アマゾンの値段は、
60錠 950円 (1日あたり約32円)
120錠 1898円 (1日あたり約32円)
180錠 2408円 (1日あたり約27円)
250錠 2499円 (1日あたり約20円)
(アマゾンでの現在価格⇒チョコラBBプラス)
楽天市場の最安値は、
60錠 778円 (1日あたり約26円)
120錠 1570円 (1日あたり約26円)
180錠 1809円 (1日あたり約20円)
250錠 2673円 (1日あたり約21円)
(楽天市場での現在価格⇒チョコラBBプラス)
となっていました。
ペアA錠の価格
一方、ペアA錠のアマゾンでの販売価格は
60錠 1269円 (1日あたり 約42円)
120錠 1851円 (1日あたり 約31円)
(アマゾンの現在価格⇒ペアA錠)
楽天市場での最安値は
60錠 919円 (1日あたり 約31円)
120錠 1539円 (1日あたり 約26円)
となっていました。
(楽天市場の現在価格⇒ペアA錠)
値段的には、ペアA錠がやや高めです。
ビタミン医薬品は相性もありますので、1か月ほどお試しすると効果もわかってくると思います。
お酒を飲んだあとのお肌のケアならペアA錠
ところで、ペアA錠の成分には、L-システインが含まれています。
L-システインは、二日酔いに効きます。
ということは、ペアA錠も二日酔いに効くのでしょうか?
L-システインは二日酔いに効く
L-システインは、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドを、無害な酢酸に変えます。
そのため、L-システインを含む薬は、二日酔いに効きます。
さらにペアA錠には、肝臓の機能を助け、有害な物質を解毒し排出する、グルクロノラクトンも入っています。
そういったことから、ペアA錠はある程度は、二日酔いに効果があると推測されます。
ただし、ペアA錠の添付文書では、二日酔いに効果があるとは書かれていません。
効能・効果を明記できるのは、薬効が正式に許可された場合に限られます。
ペアA錠はお肌のケアが目的の薬なので、二日酔いへの効果を申請していません。
多分、相当な費用がかかります。
(L-システインを含む類似製品のハイチオールCは、二日酔いへの効果も書かれています。これは当初、肝臓への薬として開発されたからです。)
(参考ページ⇒ウィキペディアのハイチオールC解説ページ)
お酒が好きならペアA錠?
まとめると、効能・効果で書かれていないが、ペアA錠にも二日酔いへの効果は、少しは期待できそうです。
ですが、あくまでも非公式な効果ですし、飲み過ぎないのがお肌のためにも、いちばんでしょう。