ひざが痛いと、日常生活で非常に困ります。
ひざの関節痛に効果のある薬(ひじや腰にも効きますが)として、キューピーコーワコンドロイザーとアクテージAN錠を以前に調べました。
この2つの薬、どちらを先に試すべきか、成分や値段を比べておすすめ度を検証します。
それぞれの薬の詳しい内容(成分や作用、副作用、口コミ、値段など)は、関連記事をご覧ください。
キューピーコーワコンドロイザー。成分と効果、副作用、口コミ、価格のまとめです。
成分と量を比べると?
まずは、2つの薬の成分と量を比べました。(1日の最大量で比べています。)キューピーコーワコンドロイザーは5成分、アクテージAN錠は4成分です。
QPコーワコンドロイザー | アクテージAN | |
---|---|---|
コンドロイチン硫酸 | 800mg | 800mg |
ビタミンB1(どちらも活性型) | ベンフォチアミン
30mg |
フルスルチアミン
100mg |
ピリドキシン(ビタミンB6) | 20mg | |
シアノコバラミン(ビタミンB12) | 60μg | 60μg |
dl-α-トコフェロール(ビタミンE) | 50mg | |
ボウイ乾燥エキス | 240mg |
コンドロイチン硫酸は、どちらも同じ量が含まれています。
ビタミンでは、ビタミンB6がアクテージAN錠だけに入っています。ビタミンEは、キューピーコーワコンドロイザーだけです。
そして、鎮痛や抗炎症作用がある生薬のボウイは、キューピーコーワコンドロイザーに入っています。
どちらかと言えば、キューピーコーワコンドロイザーの方が幅広く成分が入っています。
薬の特徴を比べる
次に、効能・効果、用法・用量、副作用、値段など基本的な情報も比較していきます。
効能・効果はほとんど同じ
薬の効能は、ほとんど同じ記載でした。
「関節痛・筋肉痛(腰痛、肩こり、五十肩など)、神経痛、手足のしびれ、眼精疲労、便秘」といった症状を緩和します。
また、「肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時」にビタミンB1の補給をします。
脚気はビタミンB1不足でなりますが、その予防にもなります。
用法はQPコーワコンドロイザーが1日2回、アクテージANは1日3回
用法・用量は、キューピーコーワコンドロイザーの方がお手軽です。
キューピーコーワコンドロイザーは、1回3錠で1日2回服用。
アクテージAN錠は、1回2錠で1日3回服用。
どちらも食後に飲みます。錠数としては1日6錠で等しいですね。
副作用の症状は?
気をつけるべき、副作用の可能性がある症状は次の通りです。
皮膚の発疹・発赤、かゆみ。
吐き気・嘔吐、軟便、下痢。
これらの症状は、2つの薬で共通でした。
アクテージAN錠の方だけにある症状は、「口内炎、食欲不振、胃部不快感」でした。まあ、アクテージAN錠がより危険だ、ということはないでしょう。これらの症状は、ビタミン剤の注意には一般的に書かれています。
口コミやレビューの評判は?
効果があるのか、実際に使用した人の感想は気になります。
アクテージAN錠の口コミは、評価としては並というか、ほどほどでした。残念ですが、口コミやレビューの数そのものが少ないです。
キューピーコーワコンドロイザーの方はもっと悲惨で、口コミやレビューが発見できませんでした。
ネットの口コミだけで評判を比べるのは、困難です。
価格を比較。どちらが安くてお得?
キューピーコーワコンドロイザーとアクテージAN錠、それぞれの価格をチェックします。
アマゾンと楽天市場で価格を見ましたが、お店によって差があります。いちおう、最安値の水準で考えてみました。
キューピーコーワコンドロイザーの1日あたりの費用は、105~115円ぐらいでしょうか。
アクテージAN錠の1日あたりの費用は、125~135円ぐらいになりそうです。
率直に言うと、どちらの薬も安い感じはしません。キューピーコーワコンドロイザーの方が、やや安めの価格設定のようです。
比較のまとめ
以上の点をまとめると、2つの製品のうち、先に試すとすればキューピーコーワコンドロイザーでしょうか。
生薬なども入っているので成分がやや幅広く、用法も1日2回で、値段も少し安い。どちらか一つと言えば、まずキューピーコーワコンドロイザーの90錠(15日分)で、効くのか様子を見るのがおすすめです。
アクテージAN錠をすでに服用していて、体調が良いならそのままで問題ないでしょう。いずれにせよ、関節痛の薬やサプリは値段が高いので、賢く利用したいですね。